セマンティックWeb用語集 | ||||
用語 | 英語名(Full Spell) | 策定者(団体) | URL | 説明 |
ACL | Agent Communication Language | FIPA | http://www.fipa.org/repository/aclspecs.html | エージェント間で情報や知識を交換する為に開発されたFIPAにより開発された言語 |
AGLS | Australian Government Locator Service | National Archives of Australia | http://www.naa.gov.au/recordkeeping/gov_online/agls/summary.html | オーストラリアの政府関連部署でインターネットを介して情報やサービスを検索したり、利用し易くする為に開発されたメタデータ標準、19個のエレメントセットを有している。 |
Amaya | Amaya | W3C | http://www.w3.org/Amaya/ | W3Cが開発しているウェブブラウザー兼オーサリングツール、XHTMLやMathMLやSVG等のW3Cが新たに開発した機能を取り込んでいる。日本語版は未だ開発されていない。 |
Annotea | Annotea | W3C | http://www.w3.org/2001/Annotea/ | W3Cが開発している注釈(アノテーション)ツールである。ウェブ文書等に元データを変更することなくコメントや注釈や説明を付加する事ができる。 |
ARP | Another RDF Parser | HP Labs | http://www-uk.hpl.hp.com/people/jjc/arp/ | JavaベースのRDFパーサ |
Blog | Weblog | http://www.robotwisdom.com/weblogs/index.html | Weblog(ニュースページあるいはフィルターとも呼ばれることがある)の別称。情報に付加されたメタデータに基づいて、利用者の興味に応じたウェブページを自動提供してくれる。Weblog用のメタデータ記述標準はRSSである。 |
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BPEL4WS | Business Process Execution Language for Web Services | OASIS | http://www.oasis-open.org/committees/tc_home.php?wg_abbrev=wsbpel | Business
Process Execution Language for Web Servicesの略。複数のWebサービスを組み合わせる場合の連携手順などを記述する言語仕様。この仕様を基にOASISが標準化を進めている。 |
CC/PP | Composite Capability / Preference Profiles | W3C | http://www.w3.org/Mobile/CCPP/ | モバイル機器の処理能力や通信環境をプロファイルを記述しておき、そのプロファイルの記述内容に応じて提供する情報を最適化する事を可能とする仕組み、現在はW3Cの活動はクローズされ、Device
Independence WGに引き継がれている。 |
CDF | Channel Definition Format | Microsoft | http://www.microsoft.com/standards/cdf.htm | 情報を自動的に配信する為の情報やチャンネルの公開仕様、マイクロソフトがW3Cに標準化するよう提案している。 |
CERN | Conseil Européen pour la Recherche Nucléaire | http://user.web.cern.ch/user/cern/CERNName.html | 欧州合同原子核研究機関。 現在W3Cのディレクターをしているティム・バーナーズ・リーがウェブを発明した時にいたスイスのジュネーブにある素粒子物理学研究所 |
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CREAM | Creating Relational, Annotation-based Metadata | Institut für Angewandte Informatik und Formale Beschreibungsverfahren | http://www.aifb.uni-karlsruhe.de/ | ドイツのカールスルーエ大学で開発したメタデータ生成ツール |
DAM | Digital Asset Management | デジタル資産管理。デジタル化されたメディアデータを資産として管理して、最大限に活用するシステム。 |
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DAML | DARPA Agent Markup Language | http://www.daml.org/ | DARPAが開発したオントロジ記述言語 | |
DAML Services | DARPA Agent Markup Language Services | http://daml.org/services/ | Webサービス専用のオントロジ記述言語を策定するためのDARPA(米国防高等研究計画局)のプロジェクト。 |
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DAML+OIL | DARPA Agent Markup Language & Ontology Inference Layer | http://www.daml.org/2001/03/daml+oil-index.html | DARPA
Agent Markup Language & Ontology Inference Layerの略。DARPAのDAMLプロジェクトで開発されたDAML-ONTと、欧州中心のOnto-Knowledgeプロジェクトで開発されたOILを統合した言語。その後W3Cに提案され、OWLのベースになった。 |
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DAML-ONT | http://daml.org/2000/10/daml-ont.html | DARPAのDAMLプロジェクトで開発されたオントロジ記述言語。DAML+OILやOWLの元になった。 |
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DAML-S | http://daml.org/services/ | DAML
Servicesが規定したWebサービス用のオントロジ記述言語。サービスの内容などを機械で解釈可能になる。サービス内容、動作フロー、実装との対応関係を表すクラスを持つ。 |
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DARPA | Defense Advanced Research Project Agency | http://darpa.mil/ | 米国防高等研究計画局 | |
DC-Gov | Government Working Group | DCMI Government Working Group | http://dublincore.org/groups/government/ | 政府機関などで用いる電子政府用メタデータ標準。 |
DCMES | Dublin Core Metadata Element Set | http://dublincore.org/ | 図書館などの蔵書を検索するために作られたメタ情報。作者、文献名、作成日などの語いを規定する。DCMI
(Dublin Coreメタ情報イニシアチブ、)が策定する。 |
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DCMI | Dublin Core Metadata Initiative | http://dublincore.org/about/ | より高度な知的リソース発見を可能とする相互運用性のあるメタデータ標準の語彙を策定し、利用を促進する団体。Doublin
Coreを策定している。 |
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DOM | Document Object Model | W3C | http://www.w3c.org/DOM/ | Document
Object Modelの略。XMLデータやHTMLデータの要素や構造を参照/追加/更新するためのAPI。 |
DRM | Digital Rights Management | "デジタル権利管理。 著作権をはじめ、コンテンツやサービスの利用に関わる権利を保護、管理するための技術。最初の "D"(デジタル)はデジタルコンテンツに限定するものではなく、デジタル技術を使った管理という意味。 |
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DTD | Document Type Definition | 文書型定義。SGMLやXMLなどのマークアップ言語において、文書のマークアップの構成要素やその順序、指定できる属性などを規定するための定義 |
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Dublin Core | Doublin Core Metadata Element Set | Dublin Core Metadata Initiative(DCMI) | http://dublincore.org/ | 図書館などの蔵書を検索するために作られたメタ情報。作者、文献名、作成日などの語いを規定する。DCMI
(Dublin Coreメタ情報イニシアチブ、http://dublincore.org/)が策定する。 |
e-GMS | e-Government Metadata Standard | 英国政府,GovTalk Team | http://www.govtalk.gov.uk/schemasstandards/metadata.asp | 英国の電子政府におけるメタデータ標準。シンプルDublin
Coreで構成されており、公的情報、政府情報など全ての政府情報システムに適用される。 |
Finnish Dublin Core extension | Finnish Dublin Core extension | フィンランドの電子政府におけるメタデータ標準。Dublin
Coreを基本として要素・限定子の拡張が行われている。 |
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FIPA | Foundation for Intelligent Physical Agents | http://www.fipa.org/ | エージェント技術における実装標準、啓蒙普及、アプリケーションの相互接続などを目的として1996年に設立された標準化団体(NPO)。 |
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F-Logic | Flame-Logic | オブジェクト指向、フレームベースのクエリー言語 | ||
GILS | Government Information Locator Service | http://www.access.gpo.gov/su_docs/gils/ | 米国における政府刊行物情報向けのメタデータ標準、およびそれを用いた情報検索サービス。Dublin
Coreには準拠していない。 |
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HORUS | セマンティックWeb技術を米国の諜報情報ネットワークであるIntelinkに導入するためのプロジェクト。DARPA(米国防総省高度研究計画局)が資金提供を行っている。 |
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IAFA Template | Internet Anonymous FTP Archives | FTPサーバ内のソフトウェアリソースに対してそのメタデータを公開し、分散リソースの検索システムを効率よく運用する試み。 1994年にIETFでドラフトがまとめられたが、拡張性の少なさやエンコードの問題から実用には至らなかった。 |
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ICRA | Internet Content Rating Association | http://www.icra.org/ | インターネットコンテンツの格付けシステムを提供している非営利国際団体。AOLやIBM、Microsoftなどインターネット関連の主要企業が1999年にイギリスで発足させた。世界の児童擁護団体や消費者団体、大学などと協議を重ね、国際的なコンテンツ格付けシステムを開発している。 |
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ICS-FORTH | Institute of Computer Science of the Foundation for Research and Technology-Hellas | 1983年に設立されたギリシャの国立研究施設。主な研究分野としてICS(コンピュータサイエンス)をはじめ、BRI(バイオメディカル)やIACM(応用計算機数学)などがある。ICSでは.grドメインの管理や、W3Cギリシャオフィスとしての役割も担っており、ギリシア国内における情報技術の中心的役割を果たしている。 |
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IDML | International Development Markup Language | http://www.idmlinitiative.org | 開発援助に関しての情報共有を目的としたXMLタグ仕様。オープンコミュニティで、1998年頃から議論が行なわれており、2000年には本仕様に基づいたXML文書を対象として情報検索を行なうポータルサイトのプロトタイプが発表された。 |
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IETF | Internet Engineering Task Force | http://www.ietf.org/ | Internetにおける新規のアーキテクチャや運用などに関し、標準化を行なう組織。いくつかのワーキンググループ(ルーティング、伝送、セキュリティ等)単位で、主にメーリングリストによる活動を行なっている。IETFが発行する正式なドキュメントはRFC(Requests
For Comments)として知られている。 |
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INRIA | The French National Institute for Research in Computer Science and Control | http://www.inria.fr | 1967年に設立されたフランスの国立研究・開発機関。ネットワークシステム、ソフトウェア・エンジニアリングなどの情報処理技術においてトップレベルの研究・開発を行なっている。またESPRIT、W3C、IETF等の研究開発計画及び標準化団体と連携した活動・貢献を多数行なっている。 |
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IPR | Intellectual Property Rights | 知的財産権の意。発明に対する特許やデジタルコンテンツに対する著作権など、独創的な技術や発想などを「知的財産」として保護する権利。工業化社会から知的社会への移行が進む中、特に企業のコアとなる「知的財産」の扱いが重要視されてきている背景がある。 |
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IPR-ms | IPR management system | 知的財産権の保護や管理、活用を目的としたシステム。セマンティックWeb技術を利用した具体例として、欧州DMAGのMARS
projectで開発されているシステムがある。コンテンツ(ビデオリソース)をURIとRDFで定義されたメタデータで管理したり、独自定義のオントロジを利用することでコンテンツの権利者と利用者間での合意形成を自動化している。 |
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IPSMS | Irish Public Service Metadata Standard | アイルランドにおけるメタデータ標準セット。将来的に政府や自治体が提供する情報に対し、より高度で的確な情報検索を可能とすることを目的としている。ダブリンコア(Dublin Core)メタデータエレメントセットを全面的に採用している。 |
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ITtalks | http://www.umbc.edu | ITに関連する講演(talks)やセミナー情報を提供するポータルサイト。イベントの開催地や講演者、題目等に関する情報の収集や検索、表示が可能である。システムはSemanticWebのコンセプトに基づいて設計されており、情報収集のためのエージェント間通信や知識ベース(講演情報)記述にはDAML+OILが用いられている。 |
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Jim Hendler | http://www.cs.umd.edu/~hendler/ | メリーランド大学コンピュータ・サイエンス学部教授。セマンティックWeb推進の代表的人物の1人。W3C Web
Ontology WG の共同チェア。 |
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KADS22 | http://www.swi.psy.uva.nl/projects/kads22/ | CML2という知識モデリング言語でオントロジを記述するための対話型インタフェース。GUIによるオントロジの記述(グラフ表現)やブラウジングが可能。 |
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KM | Knowledge Management | ナレッジマネジメントとは、日々の営業を行っていく上で個人のなかに蓄積されていく知恵や知識(たとえば、効果的な企画書の書き方やクライアント企業に関する情報など)を、全社的に共有する手段として注目を集めている手法である。 |
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Logic Framework | Tim
Berners Leeらが提唱しているセマンティックWeb基盤技術の階層構造において、RulesとProofの間に位置する層。メタデータやオントロジを用いて問題を解決するための論理式を定義する枠組み。 |
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LOM | Learning Object Metadata | IEEE | http://ltsc.ieee.org/wg12/ | 教材(学習オブジェクト)の流通/再利用を目的としたメタデータ構造と語彙指定のIEEE標準規格。実際の記述にはXMLやISO11404のほか、RDFへのバインディングも検討中。 |
MARS project | Multimedia Advanced brokerage and Redistribution Surveillance Project | DMAG(Distributed Multimedia Applications Group) | http://www.upf.es/esup/dmag | 欧州DMAGの知的財産権(IPR)管理システム開発プロジェクト。セマンティックWebの特徴を活かし、ブローカー・エージェントとオントロジを用いてIPR取引市場を実現する。 |
MIReG | Managing Information Resources for e-Government | IDA(Interchange of Data between Administrations), DC-Gov, etc. | 2001年6月に始まったIDAの「電子政府のための情報リソース管理」プログラム(セミナー)。EU標準のメタデータセットとしてMIReG Metadata Element Setを策定する。 |
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N-Triples | RDFデータに含まれる、資源、プロパティ、値の3要素を記述する表記法の1つ。 |
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NZGLS | New Zealand Government Locator Service | ニュージーランド政府 | http://www.e-government.govt.nz/nzgls/ | ニュージーランドの電子政府情報サービス・プロジェクト。DCMESとAGLSをベースとしたメタデータ標準を策定。 |
OCLC | Online Computer Library Center | http://www.oclc.org/ | 非営利・会員制のライブラリサービス機関。米国オハイオ州ダブリンに本部がある。公的機関を含む世界各国の大学や研究機関で構成され、世界86ヶ国、43,000館以上の図書館がOCLCに参加し、FirstSearchと呼ばれるサービスでは、世界最大の書誌データベースなどからさまざまな分野の書誌情報のオンライン検索が可能。 情報リソース記述の標準化を進めるDCMI (Dublin Core Metadata Initiative) の活動をサポートし、Dublin Coreで記述されたメタデータと従来の目録データを統合するシステムの開発も行っている。W3CのSemantic Web Activity LeadのEric MillerはOCLCの出身である。 |
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ODE | Ontology Design Environment | http://ksi.cpsc.ucalgary.ca/KAW/KAW98/blazquez/index.html | SpainのMadrid大学で開発されたオントロジ作成ツール。ユーザが表を記入したりグラフを作成したりしながらオントロジを構築する環境を提供する。 |
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OEE | Office of the e-Envoy | http://www.e-envoy.gov.uk/Home/Homepage/fs/en | 英国の政府機関。オンラインの政府サービスを提供し、公共のサービスの向上とコストの削減を目指している。2005年までに全ての政府サービスを電子化する責任を負っている。 e-Government Metadata Framework(e-GMF)を推進している。 |
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OIL | Ontology Inference Layer | On-To-Knowledge-Project | http://www.ontoknowledge.org/oil/ | オントロジのWebベースでの表現と推論層を提案。RDFSをベースに語彙の意味記述のための精密な意味論を含めている。DAMLと統合したオントロジ言語DAML+OILがW3Cに提案され、OWLの検討のベースとなった。On-To-Knowledge-Projectの主要な成果の一つ。 |
OIO-metadata | Offentlig Information Online Metadata | OIO project (Danish State Information Service) | http://www.informationsportalen.dk/artikelarkiv/artikler/art792.htm | デンマーク政府による政府情報を管理したり、アクセスし易くしたりするためのメタデータ標準。他国の政府機関や地方機関とのデータとの相互運用性を目的としている。Dublin
Coreのエレメントもベースとなっている。 |
OntoAgent | Ontology-based Agents for Information Logistics | http://www.i-u.de/schools/eberhart/ontoagent/ | セマンティックWebにおけるマークアップ言語を用いてソフトウェアエージェントを記述するフレームワークを構築している。 |
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OntoEdit | Ontoprise | http://www.ontoprise.de/products/ontoedit_en | カールスルーエ大のAIFBが開発したオントロジエディタ。階層,背反などの概念の編集ができ、RDFやDAML+OILの入出力ができる。述語論理の処理系が組みこまれ、推論規則に従った記述の導出が可能。 |
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On-To-Knowledgeプロジェクト | Information Society Technologies (IST) Program for Research | http://www.omtoknowledge.org/ | EUのISTプログラムによるプロジェクト(1999-2002年)。ナレッジマネジメントにおける知識の共有と再利用をオントロジを利用したアプローチで行うことを目的として手法やツールを開発した。OILはこのプロジェクトの成果の一つ。 |
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Ontology | セマンティックwebを構成する階層構造の1つ。語いの意味や語い間の関係や使い方の制約を表現可能にする役割を持つ。例えば、2つの語句が反対の意味を持つことなどを示せる。 |
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Ontolingua | Knowledge Systems Laboratory, Stanford University | http://www.ksl.stanford.edu/software/ontolingua/ | スタンフォード大のオントロジを分散協調環境で参照、作成、編集、修正を可能にするソフトウェア。 | |
OntoMat | AIFB, University of Karlsruhe | http://annotation.semanticweb.org/tools/ontomat | カールスルーエ大のAIFBが開発したインタラクティブなWebページへのアノテーションツール。 |
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OntoSaurus | Information Sciences Institute, University of Southern California | http://www.isi.edu/isd/ontosaurus.html | Loom
knowledge basesのためのWebブラウザ。LoomはUniversity of Southern CaliforniaのInformation
Sciences Instituteにおいて開発された知識表現言語。 |
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O'Reilly Network | O'Reilly & Associates, Inc. | http://www.oreillynet.com/ | 新しいプラットフォーム、プログラムミング言語、OSなどを含むオープンな次世代技術に関心を持つ開発者向けのポータルサイト。Meerkatと呼ばれるWebベースのRSSリーダを提供している。 |
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OWL | Web Ontology Language | W3C | http://www.w3.org/TR/owl-features/ | Web
Ontology Languageの略。W3Cで標準化しているオントロジ記述言語。素直に省略すれば「WOL」になるが、同じ略称の用語が多いため、「OWL」になったという経緯がある。 |
OWL DL | W3C | http://www.w3.org/TR/2003/CR-owl-ref-20030818/#OWLDL | いくつかの単純な制約のもとで解釈される総てのOWL語彙を有する言語。クラスは同時にプロパティや個体になることができないなどの型の分離を厳密にした記述論理ベースの推論向け言語。 |
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OWL Full | W3C | http://www.w3.org/TR/2003/CR-owl-ref-20030818/#OWLFull | RDFが提供する自由度に従って、制約なしにOWL DLよりも広く解釈される総てのOWL語彙を有する言語。先進的な利用者向けの言語。 |
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OWL Lite | W3C | http://www.w3.org/TR/2003/CR-owl-ref-20030818/#OWLLite | OWLのサブセット。主にクラス階層と簡単な制約特性を必要とする利用者のための簡易言語。OWLの利用を促進するため、ツール作成者にとって使いやすい言語の提供を目的としている。 |
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P2P | Peer to Peer | ネットワークに結合されているコンピュータ(Peer)同士が、対等の立場でデータを直接やりとりする方式のこと。 |
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P3P | Platform for Privacy Preferences Project | W3Cにより定められた個人のプライバシー情報伝達のための枠組み。Webサイトがプライバシーポリシーをメタデータで伝えることができ、さらに利用者がブラウザ等に設定した個人情報を、どのようなサイトにどれだけ公開できるかを定めることができる。 |
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PICS | Platform for Internet Content Selection | 受信者が受け取りたくないWebコンテンツなどを遮断できるようにする仕組みを提供する基盤。情報発信者や第三者の格付け機関がコンテンツに付与したメタデータを基に、受信者側のフィルタリング・システムが受信の可否を判定する。これにより、暴力などの有害コンテンツのアクセスコントロールが可能となる。 |
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PICSラベル | Webコンテンツがどんな有害情報を含むのかを示す指標。ヌードや暴力といった一定のカテゴリに基づき、内容を評価して指標を付ける。これを「レイティング」と呼ぶ。 |
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Proof | セマンティックWebの階層のひとつ。処理の履歴や理由など、エージェントが結果を導いた根拠を示す。 |
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Protégé-2000 | スタンフォード大学(Stanford Medical Informatics)で開発されたオントロジエディタおよび知識ベースエディタ。オープンソースのJAVAツール。Pluginで、F-Logic, Topic Map, RDF/RDFS, OWLなどに対応。GUIインタフェース、スケーラビリティ(15万フレーム以上)、拡張性を特長とする。 |
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RDF | Resource Description Framework | セマンティックwebでメタ情報を記述するための仕様。RDFモデルを構文規則と、RDFスキーマから成り立つ。Resource Description
Frameworkの略。 |
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RDF M&S | RDF Model and Syntax | メタ情報を記述するための枠組みと文法を定めた仕様。述語と目的語のペアを主語に関連付けて意味を記す。RDFMSとも呼ぶ。 |
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RDF Schema | RDFデータで使える語いを定義するための仕様。または、その仕様に基づいて規定されたデータ。ごく基本的な語句間の関係などを定義できる。RDFSとも呼ぶ。 |
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RDF Vocabulary Description Language | RDFにおける語彙を記述するための言語。RDFスキーマのこと。 | |||
RDFS | RDF Schema | RDFデータで使える語いを定義するための仕様。または、その仕様に基づいて規定されたデータ。ごく基本的な語句間の関係などを定義できる。 |
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RDFWeb | http://rdfweb.org/ | RDFを用いたWebの可能性を探るための実証実験とその実施組織。基本ツールとして友人の連鎖をエージェントで分析するFOAF(Friend of a Friend)がある。 |
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RDFスキーマ | RDF Schema | RDFデータで使える語いを定義するための仕様。または、その仕様に基づいて規定されたデータ。ごく基本的な語句間の関係などを定義できる。RDFSとも呼ぶ。 |
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RDFパーサー | Resource
Description Framework パーサーの略。RDFデータを解析処理するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を搭載する専用ソフトウェア。 |
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RDFモデルと構文規則 | RDF Model and Syntax | メタ情報を記述するための枠組みと文法を定めた仕様。述語と目的語のペアを主語に関連付けて意味を記す。RDFMSとも呼ぶ。 |
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RDQL | RDF Data Query Language | http://www.hpl.hp.com/semweb/ | RDFのデータベースを高速に検索するための言語。HP社で開発されたJenaというセマンティックwebのツールキットで使用される。 |
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RosettaNet | http://www.rosettanet.org/ | 情報機器(IT)、半導体・電子部品(EC)、半導体製造(SM)業界におけるサプライチェーン構築のための標準仕様。 |
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RQL | RDF Schema Query Language | http://sesame.aidministrator.nl/ | RDFのデータベースを高速に検索するための言語。On-To-Knowledgeプロジェクトで開発されたクエリプロセッサSesameで使用される。 |
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RSS | RDF Site Summary | RSS-DEV Working Group | RDF
Site Summaryの略。Webサイトの内容を要約したメタ情報を記述/検索/交換するための仕様。いくつかの亜種があり、「RSS2.0」のようにRDFベースでないものもある。例えばXMLベースの仕様。 |
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Rules | 検索やフォーム入力よりも複雑な処理を行なうためのWeb用の統一の論理表現基盤。セマンティックwebの階層においてOntlogy層の上位に位置する。 |
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Semantic Web Activity | W3C | http://www.w3.org/2001/sw/Activity | Semantic
Webを推進していく上での、W3Cの位置づけを定めたもの。標準化:RDF
CoreおよびWeb Ontology(OWL) WG. 教育普及はRDF Interest Group, 調整的な役割でSemantic Web Coordination Group、開発を行なうSWAD (Semantic Web
Advanced Development) などからなる。 |
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Sesame | Aidministrator Nederland bv | http://sesame.aidministrator.nl/ | RDFスキーマベースの、リポジトリ、クエリ | |
SGML | Standard Generalized Markup Language | 電子的な文書を扱うためのマークアップ言語。XMLの元になった。国際標準
ISO8879 |
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SHOE | Simple HTML Ontology Extensions | University of Maryland | http://www.cs.umd.edu/projects/plus/SHOE/ | HTML内に埋め込むメタデータ形式の試み。OWL, DAML+OILへと発展した。 |
SiRPAC | Simple RDF Parser & Compiler | W3C | http://www.w3.org/RDF/Implementations/SiRPAC/SiRPAC.W3C.latest.jar | W3Cで作成した、JavaベースのRDFパーザ。現在はメンテされていない。 |
SOAP | Simple Object Access Protocol | W3C | http://www.w3.org/2000/xp/Group/xmlp-rec-issues.html | XML
Webサービスでのメッセージ交換やRPC
(リモートプロシージャコール)を行なうためのプロトコル。2003年6月にSOAP 1.2がW3C勧告となった。 |
SVG | Scalable Vector Graphics | W3C | http://www.w3.org/Graphics/SVG/ | XMLで記述されたベクターグラフィック言語。Amayaにより、Web
Annoteaでの利用が可能となる。 |
SWWS | Semantic Web Enabled Web Services | EU, ISTプログラム | http://swws.semanticweb.org/ | Semantic
Web Enabled Web Servicesの略。EUのIST(情報社会テクノロジ)プロジェクトの1つ。 |
TAP | http://tap.stanford.edu/ | スタンフォード大学(R. McCool)、IBM(R.V. Guha)、W3Cによる、セマンティックWebを利用した検索プロジェクト。WWWを知識ベース化する手段を提供すると共に、通常の検索エンジン(Google)を補完し、対象トピックに意味的に関連する情報を検索するSemantic
Searchに取り組んでいる。 |
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Tim Berners-Lee | http://www.w3.org/People/Berners-Lee/ | WWWの生みの親。1989年に、CERNにおいて、インターネットをベースにしたハイパーメディア型の情報共有システムであるWWWの仕組みを構築。現在は、W3Cのリーダとして、セマンティックWebを提唱。オックスフォード大学卒。 |
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UDDI | Universal Description, Discovery and Integration | UDDI.org | http://www.uddi.org/ | Webサービスを実現するための主要プロトコルで、インターネット上の必要なサービスの発見と利用を可能にする。UDDIは、また、IBMやMicrosoftが中心となって設立した業界団体の名称でもあり、電子商取引で利用可能なWebサービスのレジストリを提供している。インターネット上でサービスを提供したい企業はこのレジストリにサービス内容を登録し、サービスを利用したい企業はこのレジストリを検索することができる。 |
URI | Uniform Resource Identifier | IETF URI Working Group | http://ftp.ics.uci.edu/pub/ietf/uri/ | Uniform
Resource Identifierの略。ネットワーク上の資源を一意に指し示す名前と場所の識別子、あるいは、その構文。インターネット上の資源をプロトコルと場所で指定するURLや資源を場所に依存しない名前で指定するURN等を含む。 |
W3C | World Wide Web Consortium | http://www.w3.org/ | World
Wide Web Consortiumの略。Web技術の標準化団体。米マサチューセッツ工科大学、フランス国立情報処理自動化研究所、慶應義塾大学が共同運営している。 |
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Web Annotea | W3C | http://www.w3.org/2001/Annotea/ | セマンティックWebを利用したWebサイト。 webページにコメントを入れることができる。コメントは別のサーバで管理する。 |
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Web Services Activity | W3C | http://www.w3.org/2002/ws/ | W3Cの、Webサービス活動。Webサービスのポテンシャルを引き出す技術を開発することを目的とする。 |
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Weblog | 個人の日記を公開したwebサイト。 あるいは、他のwebサイトのニュースなどの記事にリンクをはり、その記事に対してコメントを掲載したwebサイト。 |
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WebOnto | http://kmi.open.ac.uk/projects/webonto/ | Domingueらによって開発されたオントロジー記述環境 | ||
Webサービス | Web Services | アプリケーションが標準のXMLベース・インタフェースを介し、プラットフォームや言語から独立した形でアクセスすることを可能にする技術。 |
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Webマイニング | Web Mining | Webで公開されている膨大な情報から、個人や企業にとって有用な情報を抽出する技術。関連する技術として、有用な情報を大量のテキストから抽出するテキストマイニング技術、および、データベースか抽出するデータマイニング技術がある。 |
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WOWG | Web-Ontology Working Group | W3C | http://www.w3.org/2001/sw/WebOnt/ | Web-Ontology
Working Groupの略。Webデータの持つ意味などを記述するためのオントロジ記述用言語OWL(Web
Ontology Language)の仕様策定を行う団体。これまでにOWLの関連文書として概要、ガイド、リファレンス、セマンティックと絶対構文、テストケース、使用事例と要件を公開している。 |
WSCI | Web Service Choreography Interface | BEA Systems, Intalio, SAP AG , Sun Microsystems | http://wwws.sun.com/software/xml/developers/wsci/index.html | Web
Service Choreography Interfaceの略。複数のWebサービスを組み合わせる場合の連携手順などを記述する言語仕様。この仕様を基にW3Cが標準化を進める。 |
WSDL | Web Services Description Language | W3C | http://www.w3.org/TR/wsdl12 | Web
Services Description Languageの略。各Webサービスにおいて提供されている機能の種類や、機能の使用方法を記述するための、XMLベースの言語仕様。 |
WSMF | Web Services Modelling Framework | Web
Services Modelling Frameworkの略。DAML-Sで記述される「Webサービス」、サービス間の相互連携を可能にする「メディエータ」、各Webサービスがどのような問題を解決できるのかを記した「ケーパビリティ・リポジトリ」、以上の各要素で共通に利用される「オントロジ」からなる。SWWSが提唱する。 |
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XML | eXtensible Markup Language | W3C | http://www.w3.org/XML/ | HTMLのリンク機能を拡張し、SGMLをインターネット向けに最適化した、両者の特長を併せ持つ拡張可能マークアップ言語 |
XMLシンタックス | XML Syntax | W3CのXML仕様書で規定されたシンタックス。 | ||
XMLパーサー | XML Parser | eXtensible
Makeup Languageパーサーの略。XMLデータを解析/処理するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を搭載する専用ソフトウェア。 |
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XMP | eXtensible Metadata Platform | Adobe | http://www.adobe.com/products/xmp/main.html | eXtensible
Metadata Platformの略。データの実体に埋め込んだメタ情報をRDF形式で抽出利用することで、データの検索性や再利用性を高める構想。米アドビ・システムが提唱した。 |
アクセスグリッド | Access Grid | グリッドコンピューティングを行うための統合インターフェース。 | ||
アノテーション | Annotation | 注解、注釈 | ||
インテリジェント検索 | 目的の作業に必要なすべてのドキュメントを絞り込んで検索する新機能。専門知識がなくても安心して、もれのない作業が可能となる。 |
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エージェント | Agent | 自律的に判断し処理を実行できるようなソフトウェア。セマンティックwebにおけるエージェントは、URIで識別したメタ情報を解釈し、処理を行う。 |
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オントロジ | Ontology | セマンティックwebを構成する階層構造の1つ。語いの意味や語い間の相関関係を表現可能にする役割を持つ。例えば、2つの語句が反対の意味を持つことなどを示せる。 |
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関心空間 | 『関心空間』はオンラインで自分と他人の関心事を共有し、その違いや共通点を見つけ、新しい情報や価値観との出会いを楽しむことを目的にしたサイト。 |
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グリッドコンピューティング | Grid Computing | The Global Grid Forum | http://www.gridforum.org/ | ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことで仮想的に高性能コンピュータをつくり、利用者はそこから必要なだけ処理能力や記憶容量を取り出して使うシステム。 |
グリッドポータル | Grid Portal | グリッドポータルとは、通常インタフェースにWebを用い、一般的なWebブラウザからグリッド資源の利用を可能にするシステムである。 |
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限定子 | Qualifier | より詳細で明確なメタ情報を記述するために考案された要素。属性の意味を詳細化したり、属性に記述する値の形式を規定したりできる。「qualifier」とも呼ぶ。 |
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次世代web | 一般に、セマンティックWEBのことを言う場合が多い。セマンティクWEBは,あらゆるデータと情報をマシンリーダブルなメタデータでその意味を記述し、人の代わりにソフトウェアで、自動処理可能なWEB環境である。 |
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社会ネットワーク | 社会ネットワークとは,アクターと呼ばれる行為者としての社会単位が,その意図的・非意図的な相互行為のなかで取り結ぶ社会的諸関係の集合である.アクターにはあらゆる種類の社会的活動の単位が含まれる.個人(類人猿なども可能),家族,結社,企業,諸レベルの団体,国家などである.諸関係とは常に変化する強度をもってアクターを接合する行為のフィードバック・ループの発展の結果である.この多層発展的なサイクルのループに沿って社会ネットワークは進化し,ネットワーク社会の隅々まで複雑に組織されるようになる.社会ネットワークは複雑なシステムそのものである。 |
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セマンティックweb | Semantic Web | W3C | http://www.w3.org/ | webの情報に、コンピュータが認識可能なメタデータを付与して、プログラムで処理できるようにすること。 より知的なサービスを提供することを目的としている。 |
セマンティックwebサービス | Semantic Web Service | セマンティックweb技術とWebサービス技術を組み合わせた概念。Webサービスの情報などを機械(コンピュータ)に解釈させることで、アプリケーション間連携を自動化する。 |
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ダブリンコア | Dubrin Core | Dublin Core Metadata Initiative | http://dublincore.org/ | 汎用メタデータ規格。 |
知的エージェント | Intelligent Agents | 知的エージェントとは、自らの意思決定原理、機構に基づき動作するソフトウェアであり、人間のコントロールを離れて自律的に動作するという意味でのエージェントである。 |
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ティム・バーナーズ・リー | Tim Berners Lee | WWWの生みの親。セマンティックwebの提唱者。 | ||
データグリッド | Data Grid | データ・グリッドとは企業業務や企業間の垣根を越えて、さまざまなシステムに散在する情報を論理的に統合し、仮想化する技術。 |
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トラスト層 | Trust layer | セマンティックwebで提供するメタ情報や、それを解釈/処理するエージェントの処理結果などの信頼性を保証する役割を持つ。 |
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ナレッジマネジメント | Knowledge Management | ナレッジマネジメントとは、日々の営業を行っていく上で個人のなかに蓄積されていく知恵や知識(たとえば、効果的な企画書の書き方やクライアント企業に関する情報など)を、全社的に共有する手段として注目を集めている手法である。 |
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ブロッグ | Blog | 個人の日記や写真などを中心に、世界中からコメントを集めて成り立つ掲示板サイトの一種。「Weblog」が語源をなった。 |
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メタ情報 | データを利用しやすくするために付加した情報のこと。メタ情報は、人間が見て理解することもあるが、コンピュータなどの機械が判読して自動処理する目的で使用されることが多い。検索機能の場合は、検索エンジンがメタ情報を読みとって解釈し、必要な情報をインデックスに格納する。 |
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メタデータ | Metadata | そのデータが何であるかを記述したデータ。 | ||
ユビキタスコンピューティング | Ubiquitous Computing | 「ユビキタスコンピューティング」とは、社会や生活のいたる所にコンピュータが存在しており、誰もがコンピュータの使用を意識することなく、いつでもどこからでも情報ネットワークにアクセスできる環境、または概念のことを指す。 |
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ライセンスリポジトリ | License Repository | ライセンスリポジトリとは、「証明書・許可証の保管庫」の意味である。ライセンスリポジトリ方式とは、申請・届出手続の電子化において、申請書に添付する各種付属資料を電子的な形で発行元行政機関あるいは申請側を含む機関のいずれかに保管しておき、申請受付側の行政機関が必要に応じて閲覧することで、添付資料を申請・届出書に直接的に添付しない方式をいう。 |
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ラベル付き有向グラフ | Directed Labelled Graph | RDFデータの意味内容を図示したもの。資源を楕円、値を長方形で示し、楕円から長方形に向かう矢印のラベルにプロパティを記す。 |
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リソース | Resource | リソースとは英単語の 「Resource」のことで、「資源」あるいは「資材」という意味を表す。コンピュータ用語としてのリソースには、幾つかの意味がある。パソコンを構成している部品や、パソコンと一緒に使う機器のことで、例えば、メモリーやハードディスクなどの記憶装置、キーボードやマウスなどの入力装置、ディスプレイやプリンタなどの出力装置をリソースと呼ぶ。また、ソフトウエアを構成するプログラムファイルやデータを指してリソースということもある。他に、機器やソフトウエアを開発するための人材や設備を指してリソースという場合もある。 |
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リソース検索 | Resource Search | ネットワーク上の情報リソースについてのメタデータでリソース記述を作成し、それを検索することによりリソースの発見を容易にする検索。 |